[Sy] キーボードにこだわりたいなら『Realforce』
今日はぼくが愛用しているキーボードの紹介です。
そのキーボードの名前は Realforce 。あまり店頭では見かけませんが、キーボードにこだわってる人であれば一度は見たことや聞いたこと、むしろ使ったことがあるかと思われる東プレの名作です。価格はだいたい2万円前後と決して安くはないので、なかなか手を出しづらいかもしれません。
スキルのレベルは置いといて、ぼくはプログラマの端くれです。
プログラマに限らずですが、キーボードで大量の文字を打ちこんで何かを生み出す類の仕事をしている人にとって、キーボードは作業効率やモチベーションに大きく影響を与え、結果として成果物のクオリティに関わってくる大切な役割を持っていると考えてます。
そう、プロ野球選手がバットやグローブにこだわっていたり、サッカー選手がスパイクにこだわっていたりするのと同様に、プログラマはキーボードにこだわるべきだと思ってます。
そんな考えを持っているぼくが、商売道具であるキーボードに求めるポイントを整理してみました。
これらすべてをクリアし、6年以上の間不動のエースとして活躍してくれているキーボードこそ、Realforceなのです!
ちなみにぼくはテンキーレスの黒(REALFORCE91UBK)を使っています。
キーボードに求めるポイント
音が心地よいこと。
これが超大事です。キーボードの音は普通「カタカタ」って感じで表現されますが、Realforceは「コトコト」って感じです。何というか、柔らかくストレスのない音? FILCOのメカニカルキーボードも打鍵の感覚は好きですが、「カチカチ」っていう音が硬すぎるのと、ちょっと音が大きいのが合いませんでした。
打ち心地が良いこと。
これも超大事です。ちょっとマットな素材の方が爪が当たった時にカツカツならなくて好きです。あとはキーを打つのに力がいらない方が疲れないので好きです。Realforceは、通常小指で打つキー(aとか)は 軽く打てるように反発力が弱く設計されています。 さすが純日本製!小技が効いてますね~。
色は黒!
単純にカッコいいからです。あと、白だと汚れが目立ちそうなので。
テンキーはいらない。
数字ばかりを電卓並みに打つこともないし、テンキーに慣れちゃうとテンキーのない環境で困るし。というか場所をとって邪魔! ただ、同僚にはよく「いや、いるし!」と言われます。
Home, End, PageUp, PageDown, 矢印キーの位置が一般的であること。
カーソル移動にマウスを極力使いたくない ので、この辺りの移動系キーの位置は重視します。特殊なところや打ちづらい場所にあると、いちいち目で見て打たないといけないので効率が落ちます。
ワイヤレスはまだ避けたい。
数年前にFILCOのBluetooth対応ワイヤレスキーボードを使ってたことがあるんですが、タイピングのスピードを上げると途中の文字が認識されなかったり、しばらくほったらかしにしておくとスリープ状態になっていて復帰するまで待たされたり、ちょっと勇気が出ません。ロジテックとかたくさん出してますけど、使い心地はどうなんでしょうね?
キーがまっすぐ並んでいる一般的な形であること。
Microsoftのキーボードによく見られる、弧を描いたようにキーが並んでいるものは使わないようにしてます。テンキーや移動系キーと同じく、それに慣れたら他のキーボードで打ちづらくなってしまう危険があるからです。
プロとしてやってく以上、顧客先やサーバールームなどでいつどんなキーボードに出会うかわかりません。 そんなとき、一般的なキーボードに慣れておくのが一番困らないと思います。
すべての満たすRealforce
このすべてを満たすキーボードを長年探してきましたが、Realforce以外ではまだないんですよねー。そろそろお金を貯めて、家用にもう一個買いたい!!節約せねば。
ということで、キーボード買いたいけど、どれが良いかわからない!という方、是非キーボード売り場で見かけたら触ってみてください。ぼくと同じ気持ちになってくれる方がいたら嬉しいです。