[Sy] 『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』を読む(1)
最近プライベートも含めた タスク管理 をするようになり、一層興味を持ちはじめていた GTD 。その入門書として有名な 『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』 を遂に手に入れました。
この本は、 David Allen さんの著書 『Getting Things Done』 を、百式・idea*idea・ドットインストールなどでぼくもお世話になっている 田口 元さん が監訳者として出版されています。
ということで、少しずつではありますが、読み終わった部分の気になった文章を引用しつつ、感想を交えてここにまとめていくことにしました。今日は「日本語版解説」について気になったポイントをまとめていきます。この部分は、田口さんが『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』用に書かれた文章になります。
「人生においてやりたいことはあとこれだけ!」と自信を持って答えられる人は実に少ない。
実に少ない・・・というか、こんな人まずいないんじゃないか?と思うくらいです。もちろんぼくも全くもって整理しきれていません。GTDを実践して、習得できればこうなれるのでしょうか?
「ほかにやり残したことがあるのではないか」「こんなことではなくて、ほかにやるべきことがあるのではないか」と疑心暗鬼に陥り、1日の終わりにすっきりとしない気分を抱えて家路についていないだろうか。
陥りますね~。優先度の立て方に自信を持てなかったり、やりたいと思っていたことが気づいたらその日の終わりになってもまったく着手できていなかったり、「今日はここまででいいのか?」なんて考えながら、もう遅いから・・・という理由で切り上げてモヤモヤしたまま次の日を迎えたりすることもあります。
急に降ってくる仕事(これはけっしてなくならない)に対しても、「これだけやることがあるから今は無理!」ときっぱり断ることができたり、「これだけやることがあるけど、そっちの方が価値がありそうだからやってみよう!」とにこやかに答えたりすることができるようになる。
これができるようになると、仕事がどれだけやりやすくなることか。今は大抵、「忙しいけど受ける」しかないです。なかなか自分の持っているタスクの予想工数を細かく把握して、かつ優先度とやるべき時期を整理しておくことはかなり難しいですから。その状態でほかの人に「忙しいから無理です」とは言いづらいし、「どう忙しいのか?」と切り返されたら、もうごにょごにょ言うことしかできないし。やることがはっきりしてくれば、具体的な工数を把握できるようになり、断ることも受けることも、余裕をもってできるようになるかもしれません。
GTDを自分の習慣として身につけることができれば、日々ふりかかってく仕事にストレスを感じることなく、着実に自分のやりたいことを片付けていくことができるようになるだろう。
これが目指すべき姿、ゴールってことですね。そうです。本を読むだけでダメなのは当然のこととして、実践するだけでもダメなんです。習慣として身につけることが必要です。 この本を読み進めて行って具体的な手法を理解できたら、会社でのタスクだけでなく、プライベート(自分自身、家庭)のタスクも含めて、GTDで管理していきます。
では、次回は「はじめに」を。その次からようやく本文に入っていきます。