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[Sy] レバレッジリーディングの「本を汚してボロボロに」に踏み切れないので簡単な実験をしてみた。

2012/05/29

最近ハマっているレバレッジリーディングですが、お小遣い制のぼくにはどうしても引っかかる点がありました。

それは、「本はとにかく汚してボロボロに」 という考えの下、本を売ることは最初から諦めなければならないというところです。

書き出しにも書いたように、ぼくは元々技術書なんかのカバーは付けたままだと読みづらいので即捨てて、本を売ることは考えないタイプでした。でも、最近は専らビジネス書を読むようになり、実際に著者の方ともお会いする機会もあったので、大事にしないといけないかなーとか思い、カバーを捨てないようになりました。

そうやって本の扱い方が変わってきたところでの、「汚して最後は捨てる」という考え方。しかも、レバレッジリーディングは 「多読」 が必要不可欠なので、本に投資する金額は増えることになります。

しかしですよ、お小遣い制のぼくは投資できる金額にも限界があるし、どうしても「できることなら本は売ったほうが多読につながるのでは?」と思ってしまうのです。もちろん、本に直接書き込んだり、ドッグイヤーを付けたりという読み方はどちらかというと好きで、これまでも技術書ではやったこともあります。メリットがあるのもわかります。

ということで、本に直接書き込んだりして売るのを諦めてしまうのが良いのか、それとも書き込みなどはせずにできるだけ本を売りながら多読を行ったほうが良いのか、どちらが自分にとってメリットがあるのかを見極めるために、ある簡単な実験を行いました。

その実験とは、 先日の記事 に書いた4冊の本を、カバーも帯も全て付けた状態のほぼ購入時のまま、BOOK OFFに持って行って買取金額を出してもらいました。元々の購入金額は6000円くらいで、うち3冊は発売から半年も経っていないこともあったので1500円くらいにはなるかな?とか思っていましたが、結果は 1冊150円の合計600円 でした!

うーん、安すぎる。

ビジネス書を売ったことのなかったぼくにとっては相当な衝撃でしたが、まぁ世間一般的には当たり前のようですね。ネットでもう少し高めに買い取ってくれそうなところもありましたが、ぼくの中ではすべて話にならないレベル。本当にいらない本ならまだしも、買った直後でも買取価格が10分の1程度になってしまうのであれば、ぼくは「本はとにかく汚してボロボロに」することを選びます。

これで本を大事にして売れたら売るという甘い考えは消えたので、心置きなくレバレッジリーディングを実践できます。風呂でも読むし、書き込みもします!

身を持って実感すると、納得感が違いますね。