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[Sy] 本は全部読まなくてもいいんですか?いいんです!

2012/06/14

「本って、なにも全部読まなくてもいいんだ」(via. 『レバレッジ・リーディング』p.20)

この言葉に出会ってから、ぼくの ビジネス書を読むスピードはケタ違いに早くなりました。

読むスピードが早くなったというよりか、この言葉によって 「本を読む」という行為の定義が変わった のです。

ぼくはこれまでビジネス書を買ったら隅々まで読むようにしていました。なぜなら、 きちんと順番に読んでいかないと、内容がわからなくなる と思っていたからです。

ところが 『レバレッジ・リーディング』 ではハッキリと、 全部読まなくてもいい と書いているわけです。

「いやいや、全部読んだほうがいいだろ。 読まなかった所に大事なことが書かれてるかもしれないよ?」 と思われる方もいるでしょう。ぼくもそうでした。

もちろん、ただ単に流し読みをしただけではダメです。著者の本田直之さんは、本を読む前に、なぜその本を読むのかという目的意識を持つこと を一つの条件として書かれています。

目的意識を持って本を読むと、自分にとって重要な部分は逃さずに、その他の部分はさらっと流すような読み方ができるようになる ということです。

実際にぼくも数冊でやってみましたが、これまで読み終わるのに1週間はかかっていただろうというボリュームの本を、2日ほどで読むことができたりと、早くも効果を感じているところです。

「本を読みたいけどあまり時間が取れないんだよね」 という方にはピッタリの読書術ですので、試してみてください。