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[Sy] 『ビジネス書』とは著者のノウハウが凝縮されたもの。

2012/06/15

ビジネス書っておもしろいもので、書き出しを読んだ時点では 自分とはまったく逆の考えが書かれている と思っていても、騙されたと思って読み進めていくと必ずと言って良いほど 「なるほどー!そういう考え方もあるんだ。」 となっていきます。

なぜでしょうか?

それはビジネス書というものが、著者の考えを論理的に矛盾がなくなるように整理し、 実体験を踏まえた形 で書かれているからでしょう。だからこそ、それまでの自分には無かった考え方を学び、考えの幅を広げるためにビジネス書を読むという行為はとても効果的です。

汗水たらし、血のにじむような努力をした他の人の数十年分の試行錯誤の軌跡が、ほんの数時間で理解できるよう、本の中には情報が整理されているのです。(via. 『レバレッジ・リーディング』p.22)

著者の方がこれまで経験してきたことを 「会ったこともない人にも伝わるように」 考え抜いて書かれている文章がビジネス書であり、それがたった1,500円程度で売られているのです。マンガなどに比べれば高いかもしれませんが、ぼくは呑みに行ったり、大好きなラーメンやお菓子を我慢してでも毎月数冊は買うようにしています。

仮にぼくが本田直之さんにお会いして、レバレッジ・リーディングについて教えていただくことを考えてみます。

まず、 どうやって会うの? となります。そして奇跡が起きて会えることになったとしても、おそらく多忙な方でしょうから、 いつ会うの?時間はどれくらいいるの? と次の問題が出てきます。遂に会えたとしても、本田さんの貴重な時間をたくさん奪ってしまうことになります。

どうですか?他人のノウハウを知るという行為は、本来相手の都合も考えなければならず非常に大変なことなのです。それを簡単にできるのがビジネス書というものなのです。

最近本を読んでないなーという方は是非本屋に行って、気になった本を手にして数ページで良いので読んでみてください。