[Sy] 若干の余裕が大きな変化を生むための最初の一歩になる。〜僕がタスク管理をオススメしたい理由〜
仕事ばかりで余裕がまったくなかった1年前の自分
1年ほど前、僕は毎日遅くまで残業をして、夜遅く子どもが寝静まった後に家に帰り、遅めの夜ご飯を食べて風呂に入って寝る。そんな生活をしていました。
そんなある日、やっぱり何かおかしい と思ったわけです。
普通が一番、という言葉もあるし、毎日特に不自由なく生活できているということは幸せと言えば幸せなのかもしれません。でも、子どもにもろくに会えない、嫁さんとのんびりする時間もない。
このままでいいのか?
漠然とですが、僕はそう思うようになりました。
初めて知った「タスク管理」という世界
そんなある日、日課だった情報収集をしていると、タスク管理について書いている記事が目に付きました。
僕も社会人としてそれなりに働いてきたので、TODO管理だったり日々の作業スケジュールを立てたりと、人並みにタスク管理「らしきこと」はやってきました。
でも、この時読んだ記事をキッカケに知ったタスク管理の世界は、それまでの僕の考え方をまったく新しいものにしてくれたのです。
その中心にあったのが GTD と呼ばれる手法です。
Getting Things Done (デビッド・アレン著)という本の頭文字をとったこの言葉は、その道ではかなり有名なものだったらしく、調べてみるとたくさんのブログで取り上げられていました。
それから僕は、GTDを中心としたタスク管理手法を学び、試行錯誤を繰り返しながら実践してきました。
すると数ヶ月後、ある大切なものを手に入れることができたのです。
手に入れた若干の余裕
それは、若干の余裕。
若干というのがポイントです。少しだけ余裕が手に入れること、それが大切なんです。
最初から劇的な変化をおこすのは難しいと思います。が、そのキッカケとなるのは、若干の余裕だと思っています。
ほんの数時間かもしれませんが、タスク管理を始めることで、それまで日々の忙しさに負けて思いついては消えていた いつかやりたい と思っていることや、 本当に自分がやりたいこと について考える時間を確保できるようになってきたのです。
ゆとりをもって人生を楽しむためのタスク管理
僕が今でもタスク管理の中心として据えているGTDの考え方を学んだ、『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』 の冒頭には、こんな言葉が書かれています。
現代ではやるべきことをきちんとこなしつつ、ゆとりをもって人生を楽しむことが大変難しくなってきている。しかし、このふたつを両立することは不可能ではない。日々の仕事を次々にこなしつつ、人生を謳歌していくことは、あなたにも可能なのだ。
そう、まさにこれ。
ゆとりをもって人生を楽しむために、僕はこれからもタスク管理を極めて行こうと思っています。
忙しい、時間がない、なんて言葉が口癖になってしまっている方は、まずは若干の余裕を得るためにタスク管理に挑戦してみるのはいかがでしょうか?