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MAMPに頼らないでMacにローカル開発環境を作りたい

ローカル（自分のPC）にWebサイトの開発環境を作りたい！

そう考えた時、Windowsなら XAMPP 、Macなら MAMP 、というパッケージを使うのが、まぁ一般的です。

⇒ apache friends - xampp ⇒ MAMP: Mac, Apache, MySQL, PHP

・・・ですが、ぜひ一度はMAMPやXAMPPを使わずに環境構築してみることをおすすめします。

これらは、特に初心者の方にとっては 実に簡単に環境を構築できる素晴らしいパッケージたちです。 もちろん、機能も十分、開発環境として仕事でも使えるレベルです。

ただ、素晴らしすぎる反面、ちょっと慣れてくると、

どういう仕組みでApacheとPHPって連携してるんだろう？

phpMyAdminってよくわからずに使ってる。気持ち悪い！

とか、より深い理解を求める人達が出てきます。

そんなの興味ないね！という方は、まぁ別にそれでも困らないでしょうし、良いと思います。

ただ、あなたがもし先ほどの疑問のようなことを感じたことがあるのなら、この記事を読んでみてください。

挑戦するメリットは？

なぜか？

そう、挑戦するメリットはあるのか？ ですよね。せっかくパッケージが用意されているのに使わないなんて、ひどく非効率 でもあります。

ぼくが思うメリットはこうです。

• プログラミング以外でのサーバサイドの知識が得られる。
• トラブルへの対応力が高まる。
• インフラ系のエンジニアさんと会話しやすくなる。
• コンソール（真っ黒な画面）での作業が増え、CUI（コマンドユーザインタフェース）への免疫が高まる。
• MAMP、XAMPPでのGUI操作の裏側が何となく分かるようになり、安心できる。

どうです？やってみる気になりましたか？

興味のある方は以下のページを参考に、次回以降ぼくと一緒に環境構築に挑戦してみましょう。

⇒ Mac OS X LeopardでAMP環境を構築しよう - Apache, MySQL, PHP, Perlで作る開発環境 - futomi's CGI Cafe

対象OSがMac OS X Leopardと情報は古くなっていますが、ある程度この手順を参考に構築できました。

ちなみに、ぼくの環境はMacbook Air 11(mid 2012)のMountain Lion(10.8.4)です。

ということで、次回はApacheを起動するところから。

毎回やる必要はないんです。

こういう挑戦は、一度やっておけば良いと思います。先に書いたように、ひどく非効率なので、多くの場合はMAMPを使えば良いでしょう。

ただ、たった一回、面倒でも時間を作って普段と違うアプローチで挑戦するというのは、エンジニアにとってすごく大事なことだと考えています。

ふとした疑問

ところで、XAMPP for Mac OS X というものがあるのに、なぜ MAMP なるものが作られることになったんでしょうか？

どなたか理由を知っている方がいれば、ぜひ教えてください。気になって夜も眠れません。