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[Sy] nodist を使って Windows 10 に 複数バージョンの Node.js をインストールする

2017/12/12

Windows環境で Node.js をセットアップする機会があったのでメモ。nodist を使って複数のバージョンを管理できるようにします。

※Mac の方はこちらの nodebrew がおすすめです。

⇒ [Sy] nodebrewを使ってMac (El Capitan) にNode.jsをインストールして管理する

nodist のインストーラーをダウンロード

以下のリリースページより、最新のバージョンのインストーラー(exeファイル)が一番上の方にあるので、ダウンロードしてきます。

⇒ Releases · marcelklehr/nodist nodist インストーラーのダウンロード

↑ 2017/12/12時点では v0.8.8 が最新でした。

nodist をインストール

ダウンロードしてきたインストーラー NodistSetup-v0.8.8.exe をダブルクリップして起動します。

特に細かい設定はないので、デフォルト設定のままインストールしてしまって問題ないでしょう。(こだわりたい人はパスなどを変更してください)

動作確認

コマンドプロンプトを起動( Windowsキー + Rcmd と入力)して動作確認をします。(以下すべてコマンドプロンプトっ上での操作になります)

バージョンを確認してみます。

> nodist -v
0.8.8

正常にインストールされていれば、バージョンが表示されます。

Node.js をインストール

では nodist を使って Node.js の最新の安定版をインストールしてみます。

以下のコマンドでインストール可能な Node.js のバージョンのリストが表示されます。

> nodist dist
・
・
・
8.9.2
8.9.3
9.0.0
9.1.0
9.2.0
9.2.1

ものすごい数が表示されます。 Node.js は安定版が偶数バージョン となっているので、この時点では v8.9.3 が最新の安定版となります。

次のコマンドでインストールしてみます。

> nodist + v8.9.3

数十秒待つとインストールが終わります。

インストール済みの Node.js は、次のように確認できます。

> nodist ls
  (x64)
> 7.2.1 (global: 7.2.1)
  8.9.3

出力を見てみると、7.2.1が元々インストールされていたみたいです。そして左側に > がついていて、 global: 7.2.1 というように書いてありますが、これは 「今この環境では v7.2.1 の Node.js が有効になってますよ」 ということを教えてくれています。

nodist では複数バージョンの Node.js をインストールしておいて、以下のようにコマンド一つで切り替えることができます。(例:v8.9.3 に切り替える場合)

> nodist 8.9.3

Node.js のバージョンを確認してみます。

> node -v
v8.9.3

続けて、Node.js のパッケージを管理してくれる npm もバージョンを確認してみます。(npm は Node.js と一緒にインストールされます)

> npm -v
4.0.5

以上で nodist のインストールと、 nodist を使った Node.js (+npm) のインストールは完了です。