[Sy] nodist を使って Windows 10 に 複数バージョンの Node.js をインストールする
Windows環境で Node.js をセットアップする機会があったのでメモ。nodist を使って複数のバージョンを管理できるようにします。
※Mac の方はこちらの nodebrew がおすすめです。
⇒ [Sy] nodebrewを使ってMac (El Capitan) にNode.jsをインストールして管理するnodist のインストーラーをダウンロード
以下のリリースページより、最新のバージョンのインストーラー(exeファイル)が一番上の方にあるので、ダウンロードしてきます。
⇒ Releases · marcelklehr/nodist↑ 2017/12/12時点では v0.8.8 が最新でした。
nodist をインストール
ダウンロードしてきたインストーラー NodistSetup-v0.8.8.exe
をダブルクリップして起動します。
特に細かい設定はないので、デフォルト設定のままインストールしてしまって問題ないでしょう。(こだわりたい人はパスなどを変更してください)
動作確認
コマンドプロンプトを起動( Windowsキー + R
⇒ cmd
と入力)して動作確認をします。(以下すべてコマンドプロンプトっ上での操作になります)
バージョンを確認してみます。
> nodist -v
0.8.8
正常にインストールされていれば、バージョンが表示されます。
Node.js をインストール
では nodist を使って Node.js の最新の安定版をインストールしてみます。
以下のコマンドでインストール可能な Node.js のバージョンのリストが表示されます。
> nodist dist
・
・
・
8.9.2
8.9.3
9.0.0
9.1.0
9.2.0
9.2.1
ものすごい数が表示されます。 Node.js は安定版が偶数バージョン となっているので、この時点では v8.9.3
が最新の安定版となります。
次のコマンドでインストールしてみます。
> nodist + v8.9.3
数十秒待つとインストールが終わります。
インストール済みの Node.js は、次のように確認できます。
> nodist ls
(x64)
> 7.2.1 (global: 7.2.1)
8.9.3
出力を見てみると、7.2.1が元々インストールされていたみたいです。そして左側に >
がついていて、 global: 7.2.1
というように書いてありますが、これは 「今この環境では v7.2.1 の Node.js が有効になってますよ」 ということを教えてくれています。
nodist では複数バージョンの Node.js をインストールしておいて、以下のようにコマンド一つで切り替えることができます。(例:v8.9.3 に切り替える場合)
> nodist 8.9.3
Node.js のバージョンを確認してみます。
> node -v
v8.9.3
続けて、Node.js のパッケージを管理してくれる npm もバージョンを確認してみます。(npm は Node.js と一緒にインストールされます)
> npm -v
4.0.5
以上で nodist のインストールと、 nodist を使った Node.js (+npm) のインストールは完了です。