[Sy] yarn で D3.js をインストールして svg で 「Hello D3.js」と表示する
2018/02/14
svg を使って汎用的な可視化ができる D3.js を yarn でインストールして、svg で「Hello D3.js!」と表示するサンプルを動かすところまでの手順です。
1. D3.js をインストールする
作業ディレクトリを適当に作ります。
$ mkdir hello-d3
$ cd hello-d3
yarn を使って D3.js をインストールします。
$ yarn add d3
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success Saved 35 new dependencies.
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・
├─ d3@4.13.0
・
・
✨ Done in 2.60s.
依存関係のあるモジュールが結構ありますが、3秒かからずインストールできました。
2. index.html を作成
index.html
を作成します。
$ vim index.html
内容はこんな感じにします。
(index.html);
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>はじめての d3.js</title>
</head>
<body>
<svg width="300" height="100"></svg>
<script src="/node_modules/d3/build/d3.min.js"></script>
<script src="/js/index.js"></script>
</body>
</html>
body要素に svg要素をひとつだけ作っておきます。ここに、後で D3.js を使って svg の text要素を配置していきます。
body要素の閉じタグの直前で、D3.js(d3.min.js)を読み込みます。
その後、実際に処理を書くための /js/index.js
を読み込むようにしておきます。
3. /js/index.js を作成
次に処理を書くための JavaScript のファイルを用意します。
$ mkdir js/
$ vim js/index.js
内容はこちらです。
(js/index.js)
d3.select('svg')
.append('text')
.attr('x', 20)
.attr('y', 20)
.text('Hello D3.js!');
4. 動作確認
今回は http-server を使って簡易的な Webサーバを起動します。 http-server についてはこちらに書いてます。(index.html をブラウザで開くだけでも動きます)
⇒ [Sy] npm でインストールできる簡易的な Webサーバ「http-server」が手軽で便利http-server を起動して、
$ http-server
http://localhost:8080
にアクセスするとこのように表示されます。
Developer Tools で見てみると、svg要素に D3.js によって text要素が追加されていることが確認できます。