[Sy] Node-RED ではじめてのフローを作ってみる
Node-RED ではじめてのフローを作ってみます。「Hello Node-RED!」とデバッグウィンドウ&ターミナルのログに出力します。
前回 Mac に環境を作った手順はこちらに書いてます。
⇒ [Sy] Node-RED を Mac にインストールする(yarn利用)ではさっそく起動して、フローを作っていきます。
1. input となるノード「inject」を配置
まずは input のための injectノード を中央にあるフローのエリアに配置します。
左側のパレットにある「inject」をドラッグ&ドロップします。
「inject」という表示が「timestamp」となってこんな感じに配置されます。
配置したinjectノード(timestampとなっているノード)をダブルクリックすると、以下のような「injectノードを編集」というウィンドウが開きます。
「ペイロード」がデフォルトで「日時」になっているので、今回は「文字列」を選択します。
「文字列」にすると入力ができるようになるので、「Hello Node-RED!」と入力ます。
入力できたら、編集を完了します。
すると以下のようにノードの表示が変わります。
これで input となる injectノードの配置は完了です。
2. output となるノード「debug」を配置
2つ目のノードとして、今度は output のための debugノード を配置します。
debugノードは出力のパレットにあります。
フローエリアに配置すると「msg.payload」と表示が変わります。
配置した debugノード(msg.payloadと表示がなっているノード)をダブルクリックすると以下のような「debugノードを編集」というウィンドウが開きます。
ここでは今回は、出力先を画像のように「デバッグウィンドウ」と「システムコンソール」の2つにチェックして、編集を完了します。
以上で output となる debugノードの配置は完了です。
3. ノードをつなぐ
ノードの配置は完了したので、次はノードをつなぎます。
injectノードの右端から debugノードの左端までドラッグすると、以下のようにノードが線でつながります。
これでフローはできあがりです!
4. デプロイする
右上にある「デプロイ」ボタンをクリックします。
「デプロイが成功しました」とメッセージが表示されれば実行できるようになります。
5. 実行する
では実行してみます。
実行するには、injectノードの左側にあるボタンをクリックします。
実行に成功すると、次のようなメッセージが表示されます。
今回、出力先をデバッグウィンドウとコンソールとしていたので、このように出力結果を確認できます。
↓デバッグウィンドウ
↓コンソール(ターミナル)
5 Feb 05:44:41 - [info] [debug:9cfde147.8ed76] Hello Node-RED!