[Sy] はじめての webpack( yarn でインストール&動作確認)
2018/02/07
フロントエンドで必須となってきている webpack を(ようやく)ぼくも使っていきます。まずはシンプルに webpack を yarn でインストールして動作を軽く見てみます。
公式サイトはこちら。
⇒ webpack1. webpack をインストール
基本的には公式の「Getting Started」を参考にします。
⇒ Getting Started作業用ディレクトリを適当につくって、 webpack をインストールします。
$ mkdir hello-webpack
$ cd hello-webpack
$ yarn add webpack --dev
yarn add v1.3.2
info No lockfile found.
[1/4] 🔍 Resolving packages...
[2/4] 🚚 Fetching packages...
[3/4] 🔗 Linking dependencies...
[4/4] 📃 Building fresh packages...
success Saved lockfile.
success Saved 314 new dependencies.
・
・
・
✨ Done in 3.64s.
2. 必要なファイルを準備
今回必要となるファイルを以下のように準備していきます。
hello-webpack/
├ dist/
│ ├ bundle.js
│ └ index.html
├ src/
│ ├ lib/
│ │ └ hello.js
│ └ index.js
└ package.json
bundle.js は、自分では作りません。 index.js と hello.js を作った後で、 webpack によって作成してもらうファイルになります。
まずは hello.js から作っていきます。
単純に 「Hello webpack!」とコンソールに出力するだけのモジュールにします。
$ mkdir -p src/lib
$ vim src/lib/hello.js
(hello.js)
const hello = () => {
console.log('Hello webpack!');
}
export default hello;
次に index.js を作って、その中で hello.js の処理を実行するようにします。
$ vim src/index.js
(index.js)
import hello from './lib/hello';
hello();
最後に index.html を作ります。
$ mkdir dist
$ vim dist/index.html
(index.html)
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>はじめてのwebpack</title>
</head>
<body>
<script src="bundle.js"></script>
</body>
</html>
index.html で読み込む JavaScript のファイルは、この後作る bundle.js のみで OK です。
3. webpack を使って bundle.js を作成
今回の本題です。
本来は、先ほど作った index.js と hello.js をそれぞれ script タグで読み込む必要がありますが、 以下のコマンドを実行して新しく bundle.js というファイルを作成します。
$ ./node_modules/.bin/webpack --entry ./src/index.js --output-path dist --output-filename bundle.js
こんな感じの出力が確認できれば、正常に動作しています。
Hash: 73a0ca0d18b1bf07d63a
Version: webpack 3.10.0
Time: 56ms
Asset Size Chunks Chunk Names
bundle.js 2.98 kB 0 [emitted] null
[0] ./src/index.js 43 bytes {0} [built]
[1] ./src/lib/hello.js 79 bytes {0} [built]
これで webpack によるファイルの結合が完了になります。
4. index.html をブラウザで開く
動作確認です。
ブラウザで index.html を開き、developer tools でコンソールを確認して、以下のようにメッセージが出力されていれば成功です。