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[Sy] WhiteBox開発日誌 vol.3:どうすればタスク管理を一元化できるのか?

2017/10/10

思考のブラックボックスを無くすクラウドサービス 「WhiteBox」 の開発日誌です。WhiteBox では タスク管理に活用できるように というのは必須の要件として考えてます。 タスク管理を一元化するためには? ということをちょっと考えてみました。

シゴタノ!さんにタスク管理の一元化についての記事が投稿されてました。

⇒ タスク管理は一元化しよう! | シゴタノ!

その中にあった以下の部分ですが、

便利なツールはいろいろありますし、「1元化しきる」ことは決して容易ではないのです。

  • 会社ではクラウドが使えない。
  • 入力はやっぱり手描きがいい。
  • iPhoneでももっと活用したい。

理由はさまざまあるわけですが、「一元化」が容易でないというのは間違いありません。

開発日誌vol.1 で書いたとおり、ぼくが感じている 

たくさんのサービスやアプリを連携するのは面倒!

というところに通じる部分があります。ぼくが「面倒」と感じてる部分を論理的に指摘されていて、なるほどと感じました。

一元化にこだわっていこう!・・・で、どうすれば良い?

WhiteBox では、そもそもタスクに限らず情報の一元化を目指しています。

でも言うのは易し、です。

どうすれば良いのか?

具体的にタスク管理の一元化が実現できる方法を少し考えてみます。

一元化できないのはなぜなのか?

まずは課題を整理します。

なぜ、一元化が難しいのでしょうか?

佐々木さんが記事で挙げられていたものも参考にさせていただいて、書き出してみます。

  • その時々で使いたい デバイス が変わる。
  • 手書きが好きで アナログ を併用したい。
  • オフライン のときがある。
  • 機能的にやりたいことを すべてできるツールがない。

こんなところでしょうか。とりあえず思いついたものを整理したら、意外とシンプルな理由にまとまった気がします。

どうやったら解決できるのか?

では、それぞれを解決する方法を考えてみます。

デバイス・アナログ対応について

まず最初の2つ。

複数デバイスやアナログを場合によって使い分けたい、という課題ですが、これについては答えはあって、 どんな状況でも編集・閲覧できるようにインプット・アウトプットのインターフェースをたくさん作る ことで解決できるのでは?と思っています。

そのようなインターフェースを持つタスク管理ツールは、ぼくは今のところ見たことがありません。(あったら使ってみたいので教えてください!!)

実際に設計するとまた細かい課題は出てくるかと思いますが、この課題解決に挑戦するのは面白そうだなと感じてます。

オフライン対応について

これも対応方法としてはシンプルで、オフライン時の操作履歴をデバイス上にもっておいて、オンラインになったタイミングで同期する、ということができればいけるはずです。

同期のシステムは実装は難しそうですが、いろんなサービスで実現していることなので、なんとかなるかと!

すべてできるツールがない!問題

一番やっかいなのはこれですね。

こレに対しては、 「ユーザの要望を無条件に受け入れない」ことが重要 だと思ってます。

タスク管理をやりたい人すべてが満足するサービス、なんてものを作ろうとすると破綻します。

そのためには、開発者が 設計思想を強く持ち、それを厳守する ことが不可欠です。

ぼくが WhiteBox で目指すのは、 タスク管理に限らず、情報を一元化して思考・整理できること であって、そのために必要な機能は汎用的にアイディア次第でいろんな使い方ができるように実装していこうと考えています。

この アイディア次第 というのが重要で、直接的な機能はなくても、使い方を工夫することで タスク管理をやりたい人の8割が満足できる という状態を目指すのが良いかなと。

8割というのはだいたいです。要するに、できるだけ多くの人が満足できる形を目指します。が、極端すぎる機能は実装しない。というイメージですね。

ひとこと

課題は多く、簡単ではないですが、一つ一つクリアできるように設計していきます。

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