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[Sy] WhiteBox開発日誌 vol.6:「インプット」⇒「リスト形式のデータ完成」までのイメージ

2017/11/07

思考のブラックボックスを無くすクラウドサービス 「WhiteBox」 の開発日誌です。まずはリスト形式のデータを作れる状態を目指すことにします。だいたいのイメージはこんな感じです。

WhiteBox リスト形式のデータ

ざっくり流れを解説します。

1. インプット

インプットが様々な形でできることは、WhiteBoxの基本思想になります。

「いついかなる時でも、情報をインプットできる」

それが情報整理を担うツールにとって、一つの大切な役割です。

アウトプットの機能を作り込む前に、しっかりとインプットに関わる機能の完成度を高めたいです。

今インプットの手段について思いつくものとしては、

  • Webサービスから(Windows, Mac, Linux, iPhone, Android)
  • モバイルアプリから(iPhone, iPad, Android, AppleWatch)
  • ブラウザ拡張から(Chrome, Firefox)
  • ターミナルから(シェルスクリプト、コマンドラインツール)

といったものがあります。

そしてプレーンテキストだけでなく、画像ファイルやURL、音声ファイル、手書きでのインプットなども考慮したいです。

インプットについての思想を整理すると、

  • いつでも
  • どこからでも
  • どんな形式でも
  • 簡単に

という感じですね。

2. サーバサイドで受け取る

ここは説明としてはシンプルで、 様々なインプットに対応したAPIを公開 し、そこに投げられたデータを受け取って次の3,4の処理をしていきます。

3. 容量の大きいファイルを保存

送られてくるデータ形式は様々なものがあるので、プレーンテキストやURLといったテキストデータはそのまま4の処理に回します。

画像、音声、動画といった容量の大きいファイルは、一旦元データをストレージに保存し、その 実体を参照するためのURLを4の処理に回します。

4. core データ登録

core というのは、 WhiteBox にインプットされた元となるデータのこと を指します。

このデータを 核=core として登録し、この後のリストデータの作成など、様々な形式のデータに関連付けていきます。

coreデータは登録後、一切変更されずに残ります。

5. リスト作成

本来、手順としては別軸になります。

例えば「買いたいモノリスト」みたいな リストの枠を先に作っておいて core をその下にぶら下げていく イメージです。

6. リストにアイテム追加

4で登録された core をリストのアイテムとして 5で作成したリストにぶら下げていきます。

この時、表向きはリストに core がアイテムとして追加されていく見え方をしますが、データ上は core に関連づいた別の list_itemというデータが作成され、リスト表示に必要な情報(表示する文字、表示順など)を持ちます。

ひとこと

テスト駆動開発を勉強中なので、それが一通り終わったらリストの実装に入っていこうと思います。

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