[Sy] 【Tech用語辞典】HTTP とは?
読む前に理解しておいてほしい用語
HTMLファイル
ハイパーテキスト
プロトコル
Webサーバ
クライアント
Webブラウザ
ひとことで言うと・・・
『HTMLファイルを転送する仕組み』についてのルールのこと 。
もっと詳しく!
HTTP という単語は、 Hyper Text Transfer Protocol の頭文字を取ったものです。
簡単な日本語にすると、 ハイパーテキストを転送するためのルール ということになります。
ただ、これだとまだわかりづらいので、もうちょっとかみくだいていきます。
先ほどの「ハイパーテキストを転送するためのルール」という言葉を分解すると、次の2つにわけられます。
- ハイパーテキスト
- 転送するためのルール
それぞれについて、補足していきます。
ハイパーテキスト
ハイパーテキストというのは、簡単に言うと他のテキストに移動する機能を持ったテキストのことです。この言葉自体は、「そういうテキストあると便利だよねー」というような「考え方」だと思ってください。
そして、そのハイパーテキストの考え方を実際に使えるようにしたものの一つが、 HTML です。
HTML は、 Hyper Text Markup Language の略で、 ハイパーテキストを書くための言語 という意味になります。
HTMLで書かれたファイルはそのままですが HTMLファイル と呼ばれるので、HTTP の 「HT」の部分は、かみくだいていくと HTMLファイル のことになります。
転送するためのルール
転送という言葉自体は何も難しくないですが、問題は、「どこからどこへ、何を」転送するのか?というところになります。
「何を?」というのは、上の説明で HTMLファイルだということはわかってきたと思います。
ではどこからどこへ?というところですが、
- どこから? ⇒ Webサーバ
- どこへ? ⇒ クライアント(例えばあなたの Webブラウザ)
となります。
ということで・・・
HTTPとは、 Webサーバという HTMLファイルを送ってくれるモノがどこかにあって、そこからクライアント(ブラウザなど)まで転送する という仕組みのルールだということです。
※実際には、HTMLファイル以外の転送もします。