[Sy] GitHubのアカウント作成手順を日本語意訳を付けてまとめたよ(英語苦手な人向け)
最近はエンジニア以外の方も GitHub を会社で使うことが増えてきていると思います。ただ英語が苦手な人も多い印象なので、なんとなくですが日本語意訳を付けてアカウント作成手順をまとめました。
ざっくりした流れ
最初にアカウント作成の大まかな流れを整理すると、
- GitHub公式サイトへアクセス
- アカウント情報を入力して登録
- アカウントの初期設定(プラン選択、プログラミング経験の設定)
- 登録したメールアドレスの確認
という感じです。
Webサービスの登録に慣れていない方で、だいたい10分くらいで終わるんじゃないかと思います。特に難しいことはないので安心してください。
ではさっそく手順を説明していきます。
1. GitHub公式サイトへアクセス
まずは以下リンクより GitHub へアクセスします。
⇒ How people build software · GitHubこんなページが表示されるはずです。
2. アカウント情報を入力して登録
では登録していきます。
画面中央右側にあるフォームに3つ入力欄がありますが、上から順に、
Pick a username
:好きなユーザ名(他のユーザからも見える名前になります)Your email address
:メールアドレス(会社のメールアドレスやその他Gmail等なんでも)Create a password
:パスワード(英数字7文字以上。少なくてもアルファベット・数字それぞれ1文字以上使うこと)
となってます。こんな感じで入力してください。
ユーザ名ですが、ハイフン(-
)は使えますがアンダースコア(_
)はダメみたいです。アンダースコアを入れて先に進もうとすると、こんな感じでエラーになります。
エラーメッセージを意訳すると、だいたいこんなことを言っています。
Login may only contain alphanumeric characters or single hyphens, and cannot begin or end with a hyphen.
> ユーザ名は英数字と連続していないハイフンだけが使えるよ。あ、最初と最後にハイフンを使ったらダメだよ。
ユーザ名、メールアドレス、パスワードが決まって入力できたら、入力欄の下にあるSign up for GitHub
という緑色のボタンを押してください。
ボタンの下にある文章ですが、
By clicking “Sign up for GitHub”, you agree to our terms of service and privacy policy. We’ll occasionally send you account related emails.
> 「Sign up for GitHub(GitHubに登録する)」ボタンを押すと、GitHubのサービス利用規約とプライバシーポリシーに同意したとみなします。あと、たまーに登録されたメールアドレス宛にメールを送ることがあります。
と書いてあります。メール送ってくると言ってますが、たちの悪いサービスみたいに鬱陶しいメールを送ってきたりすることもないので安心してください。気になる方はきちんと利用規約とプライバシーポリシーを読んでください。
「Sign up」とは?
「Sign up」というのは、新規登録という意味になります。似たような言葉で「Sign in」というものがありますが、これは「Login(ログイン)」と同じ意味です。最近のWebサービスでは「Login」よりも「Sign in」の方がよく使われている印象ですね。「Sign up」と「Sign in」は間違えやすいので注意です。
3. アカウントの初期設定(プラン選択、プログラミング経験の設定)
Sign up for GitHub
ボタンをクリックすると、入力された情報に問題がなければアカウントが作成されて、以下のプラン選択画面に遷移します。
上の画像でハイライトされている部分にChoose your personal plan
とありますが、GitHub では(2016年7月時点で)2つのプランが用意されていて、
- Unlimited public repositories for free.
(無料プラン:公開リポジトリ無制限) - Unlimited private repositories for $7/mohth.
(有料プラン[月7ドル]:非公開リポジトリ無制限)
となっています。
リポジトリとは?
GitHub上でプログラムのコード(ファイル)などを管理する単位で、プロジェクトのようなものだと思ってもらえれば良いです。例えば、あるWebサイトを「http://www.sample.com」というURLで運営しているとして、そのサイトを開発するためにはたくさんのファイルを扱うことになります。それらのファイルを「sample.com」といったリポジトリ(任意の名前で大丈夫です)を作成してGitHub上で管理することで、ファイルの変更履歴を見ることができたり、チームメンバーが同時に同じファイルを編集してもうまく統合してくれたりなど、サイトの開発・運営をしやすくできます。リポジトリのことを「レポジトリ」と呼ぶ方も多いですが、同じ意味です。また、正確にはGitHubというのは「Git」というものを内部的に使っていて、リポジトリはGitの用語になりますが、とりあえずその辺りはもうちょっとしてから理解していけばOKです。
今回はとりあえず非公開リポジトリは必要ない(他の人に秘密にしたいコードを管理する、という必要がない)場合を想定しているので、無料プランの方を選択してください。
その下の英文ではプランの変更について補足してくれています。
Don’t worry, you can cancel or upgrade at any time.
> あとから(有料プランの)キャンセルやアップグレード(無料から有料への変更)はできるから、心配しないでね!
さらにその下のチェックボックス(Help me set up an organization next
)ですが、ここは会社のアカウントの作成についてのことになるので、スルーして問題ありません。
ということで、この画面では無料プランを選択し、他には何もせずにContinue(次へ)
ボタンを押し、以下の画面へ移動してください。
この画面では、プログラミング経験とか職種とかの設定ができますが、とりあえず一番下のskip this step
リンクをクリックしてスルーしてもらって問題ないです。
スキップすると、以下の画面に遷移するので、Start a project
ボタンを押します。
すると、こんな画面が表示されるはずです。
猫みたいなやつはとりあえずほっといて、その下の英文ですが、こう書いてあります。
Please verify your email address
> メールアドレスの確認を行ってください。Before you can contribute on GitHub, we need you to verify your email address.
> GitHubを使うためには、さっき入力したメールアドレスをあなたが使える状態なのかどうか確認する必要があります。
An email containing verification instructions was sent to your email address.
> 入力されたメールアドレス宛にその手順を記載したメールを送ったから見てみてね。Didn’t get the email? Resend verification email or change your email settings.
> メールが来ないっすか?まじっすか。じゃあ「Resend」リンクをクリックしてもう一度メールを送ってみるか、メールアドレス設定を見なおしてみるか、どちらか試してみてね。
4. 登録したメールアドレスの確認
ということで、最初に入力したメールアドレス宛にメールが来ていないか確認します。今回の例だと、Gmailのメールアドレスを使ったのでGmailの受信ボックスを見てみると、
GitHub から[GitHub] Please verify your email address.
というタイトルのメールが届いていました。
開きます。
メール本文の真ん中あたりに、Verify email address
というリンクがあるので、クリックしてメールアドレス確認のURLへ遷移します。(もしリンクをクリックしてもうまく遷移しない場合などは、その下のURLhttps:/github.com/users/xxxx
をコピーしてブラウザのURL入力欄に貼り付けて移動しても同じことです)
すると先ほど初期設定を終わらせた後に表示された画面が再び表示されます。ただ、先ほどと違って、画面左上にYour email was verified.(メールアドレス確認できたよ!)
とメッセージが表示されています。
Start a project
ボタンを押すと、以下のようにリポジトリ作成画面になります。ここまででOKです。
以上で GitHub のアカウント作成は完了になります!お疲れ様でした!