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[Sy] 20年近く付き合ってきて感じる「プログラミングの5つの魅力」

2017/10/19

プログラマー初級者・これから目指したと思ってる人を応援するオンラインプログラミング塾 Sy-mentor(エスワイメンター) の公開記事です。今回は20年近くプログラミングというものに触れてきて思う プログラミングの魅力 を5つほど書き出してみました。これを読んで、面白そう!と思う方はぜひチャレンジしてみてください。

はじめに:最初はそんなに・・・から天職と思えるまでに

ぼくは学生時代に授業でプログラミングを学び始めたのですが、 最初はそこまで好きにはなれませんでした。

課題が出ても、得意な人のコード(プログラムのこと)を写して終わり!みたいなこともしてました・・・。それよりも体育館でバスケがしたいです!な感じでした。

そんな時期もありましたが、 少しずつ課題が複雑になっていくにつれて、「なんかおもしろいな」と感じる様になってきた のを覚えています。

その後は年々好きになっていくばかりで、今では 大好きなゲームや楽器も後回しになるほど、プログラミングが趣味になっています。 最近ゲーム買っても全然しないので、まったくやってないソフトも含めて全部売っちゃいました。

それくらい、ぼくにとってプログラマー(エンジニア)という職業は天職といえる仕事で、本当に楽しく仕事ができています。

どんなところに魅力を感じるかは人それぞれですが、ぼくが思うプログラミングの魅力を5つ挙げるとすると、

  1. 知的好奇心をかき立てられる
  2. パズルをしてるみたいで楽しい
  3. 自分の思い描くモノを自分で作り出せる
  4. 魔法使いになれる
  5. どんな分野でも役に立てることがある

というところです。一つずつ詳しく書いていきます。

1. 知的好奇心をかき立てられる

「プログラミング」というと、それ自体はプログラムを書く行為になります。

ですが、そこには必ず「◯◯したい」という目的があります。

その目的を達成するためには、「プログラムを書くために必要なこと」はもちろん、ネットワークの仕組みだったり、パソコンの仕組みだったり、幅広くいろんなことを勉強する必要があります。

そしてだいたい最初はうまく動かないので、さらに深く勉強することになります。

それを「大変」「つらい」と感じる人も多いと思いますが、ぼくはもう、その 「自分の知らないことが目の前に数え切れないくらいある」 ということが幸せで仕方がないです。

そうですね・・・例えるなら、本屋で興味のある分野のコーナーにいくと、そこには読み切れないほどの本があります。マンガでも良いです。

できることならそのコーナーにあるすべての本を読んでみたい!!

そう思いませんか?ぼくは本屋に住みたいです。

プログラムを書いていると、常にわからないことが現れるので、いつもいつも何かを学べ、知的好奇心が止まらないわけです。楽しい。

2. パズルをしてるみたいで楽しい

パズルは好きですか?

好きな人は、たぶんプログラマー向きの性格です。

プログラムを書く前に、「どういうつくりにしよう?」といったことを設計します。その設計の段階では、ぼくはノートにたくさん図を描いて考えを整理します。

「ここをこうして、これとこれをくっつけて・・・」みたいな。

その感じが、 パズルを解いている時の感覚にすごく近い です。

レイトン教授のなんとか、ってゲームが流行ったりしましたが、ああいうのも近いですね。

頭をフル回転させて、一つのパズルを解く。それの繰り返しがプログラミングなんです。楽しい。

3. 自分の思い描くモノを自分で作り出せる

これはプログラマーの特権だと思ってますが、例えばスマホのアプリだって、Webサービスだって、今だったらAIだって、なんでもその気になればなんだって作れちゃいます。(あ、めっちゃがんばらないといきなりは作れないですけど)

自分がほしいなって思ったら、自分の好きなように作れる って素晴らしいと思わないですか?

大工さんとかも近いですよね。

どこかの偉い人が、 人が想像できるものは実現できる と言ったとか言わなかったとか。

その言葉が一番当てはまるのが、プログラマーという職種だと思ってます。

思い描いたとおりのモノを作れた時の達成感は最高です。

4. 魔法使いになれる

これはよく同僚とかから褒め言葉として言ってもらえることがあるんですが、嬉しいやつです。

「今なんか魔法使った?」

とか言われると、ちょっと気分良いですw

プログラミングは、周りの人が思ってる以上に 超地道 です。一文字のミスさえ許してくれない機械と戦ってるわけですからね。最初のうちは、なんで動かないのかもよくわからないです。

でも、苦労して出来上がったものを動かした時の、周りの人に与える破壊力はすさまじいです。 頑固な機械を使って人間では到底できない処理を代わりにしてくれるわけなので、何したの?となるのも当然です。魔法にも見えます。

一筋縄ではいかないですが、魔法を使えた時の気持ちは何とも言えないです。

5. どんな分野でも役に立てることがある

今の時代、 プログラムと全く無関係な業種を探すは困難です。

電気と同じくらい、必ず何かしらのプログラムを使って仕事をしているはずです。

そういうものなので、例えば異業種交流会のような 他業種の人と話す場にいくと、探せば絶対に仕事のタネが落ちているものです。

なので知り合いとか、誰か仕事で困っている人がいたら、何かしら役に立てたりします。

プログラミングによって誰かの役に立てた時は、本当に幸せな気分になれます。

さいごに

以上が、ぼくが思うプログラミングの魅力です。他にもたくさんあります。ちょっといつも以上に自由に書きすぎた感がありますが、お許し下さいw

よく言われることに、 プログラミングは目的ではなく手段だ という言葉があります。

その通りです。

が、ぼくは同時に、 プログラミングは最高に楽しい娯楽の一つである と考えてます。

ゲームをするよりも、マンガを読むよりも、ギターを弾くよりも、ぼくはプログラムを書いている時が一番楽しいです。

今でも”Hello, World!“と表示するだけのプログラムでも、「楽しいな」と感じます。

楽しんで、しかもそれが仕事になって、誰かの役に立っている。

最高です。

目的とか、手段とか、そんな細かいことは置いといて、とにかく楽しい。

それがぼくにとっての「プログラミング」です。

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