[Sy] プログラマーに向いている重要な性格を3つピックアップ!
プログラマー初級者・これから目指したと思ってる人を応援するオンラインプログラミング塾 Sy-mentor(エスワイメンター) の公開記事です。プログラマーに向いているかどうかは、 能力面よりも性格が大事 だと考えています。ぼくが考える「こういう人はプログラマーに向いている」という性格を3つ紹介します。
その「3つの性格」はこちらです。
- 1. 問題を解決することが好き
- 2. 知的好奇心がある
- 3. 根気がある
理由については記事の後半に触れるとして、なぜ性格に注目するのか?から順を追って説明していきます。
なぜ「能力」よりも「性格」が大事と考えているか
ぼくが未経験の人にプログラミングを教える際、まず最初に伝えることは、
プログラマーに向いているかどうかは、今何ができるか?何が得意か?ではなく、どんな性格か?が一番重要
ということです。
「自分は能力的に向いていない」は考えなくて良い
プログラマー、エンジニアと言われる職業は、例えば「論理的思考力」とか能力面で 自分に向いている・向いていない と判断する人が多い印象があります。
確かに、短期的に見ればそういう面もあると思います。一瞬で大事なポイントを理解してしまうようなセンスの塊みたいな人もいます。
でも、職業として選ぶのであれば、少なくても 数年、数十年という時間をプログラマーとして過ごす わけです。
ぼくは、プログラマーという職業は 好きな人はものすごく好き で、嫌いな人はものすごく嫌い という極端な人たちが存在する代表的な職業の一つだと感じています。
なぜそう思うかですが、好きな人(ぼくもそうですが)というのはもはやただの職業ではなく、それ自体が趣味になります。
別にお金がもらえるわけでもないのに 、場合によってはお金を払ってでも 仕事以外でもプログラミングに関わることを仕事後や休日に時間を割いたりしています。
逆に嫌いな人はというと、毎日の仕事が苦痛でしかなく、できることなら今すぐにでも転職したい、と思ってるわけです。
まぁ、自分の仕事が嫌いな人というのは、どの職業でもいるものですが、好きな人の好きさ加減がぶっとんでるというのがプログラマーの特徴といえます。
大事なことは「どれだけプログラミングを好きか?」
そんな職業なので、長年プログラマーとして生活していくうちに、 「どれだけプログラミングが好きか?」 によってこういうことが起きます。
Aさん 「才能はあるが、あまり好きではない」
途中でプログラミング自体をしなくなるかもしれませんね。
続けててもせっかくのポテンシャルを発揮することが難しいでしょう。
Bさん 「元々苦手だったが、大好きになった」
できることが増えることで、ますます好きになっていくことでしょう。
続けるうちに、 Aさんのようなセンスのある人との差がどんどん縮まっていくことが期待できます。
努力に勝る才能はない
このように、長期的に考えてプログラマーとして大成できるのは、ぼくはBさんのようなタイプの人だと考えています。
なのでぼくがプログラミングを教える際には、まず最初にその人が プログラミングを好きになれる性格かどうか を探っていきます。
では、冒頭に挙げた「プログラマーに向いているの3つの性格」について理由を説明していきます。
プログラマーに向いている性格とは?
1. 問題を解決することが好き
そもそもプログラミングというのは、 問題を解決するための行為 です。それが嫌いとなると、プログラミングを楽しむ事は難しいでしょう。
好きであれば、 毎日何かしらの問題を解決し続けることができる職業なので、満足感や達成感を感じられます。
2. 知的好奇心がある
プログラマーとして生きていくためには、古い技術から次々と出てくる最新の技術まで学ぶ必要があったり、ユーザーの困っていることを理解するためにまったく知らない業界のことを勉強したりと、 とにかく毎日新しいことを勉強しないと後退(停滞するということは、周りが進んでいくので相対的に)してしまうため、いくつになっても勉強あるのみです。
それを苦痛と思わず、むしろ楽しいと思えるならば、適性が高いです。
3. 根気がある
機械の上で、プログラミング言語という言葉を使ってやりとりをする職業なので例えば、
1文字スペルをミスっていただけで原因が判明するまで1時間かかってしまった!!
なんていう経験は避けては通れません。というか日常です。
また、どうしても扱うものは英語圏のものが中心なので、何かしら問題が発生した場合には 英語のエラーメッセージを読み解いて、原因を調べて解決する必要があります。
この一連の作業は 地味ですし、長時間モニターを見ながら細かい字を読み続けたり、原因の可能性を一つ一つ調べて潰していくことが求めらる、とても根気を必要とする作業です。
これを毎日続けることができ、かつそれ自体を楽しめる人ほど向いているでしょう。
ということで
まだまだ向いている性格として挙げたいものはいくつかありますが、今回はその中でも特に重要だと思っている3つについて触れました。
ぼくは、プログラマーになりたいと思うのであれば、できれば長い期間プログラマーとして活躍してほしいと願っているので、そもそも性格的に合わないのでは?と心配になる人には、この記事のような話をしっかりします。
本人がその時点で「あーきつそう・・・」みたいになるのであれば、そもそもやらない方が幸せなのでは?と思うので。
僕自身はプログラミングが大好きなので、好きになれるとこんなに楽しい仕事もそうそうないと思ってます。
その理由についてはまた別の記事で。